『生きてこそ』を観た。生きる事とはどういう事なのか考えさせられる

人間の生きる事への執念を知った。

この映画は1972年に実際にあったラグビーチームによるウルグアイ空軍機571便遭難事故というアンデス山脈に衝突・墜落した航空事故を題材にした映画です。

開始20分ほどで飛行機が墜落するのですが、その光景がかなりリアルな感じがして、恐怖でした。虫の知らせもなかったと登場人物は言っていましたが、一瞬にして死に直面する事態というのは自分にも充分起こり得ること。そのことを実感して怖くなりました。

この映画の見所は、いかにして生き抜くかという事。墜落から70日間以上も発見されず、飛行機に残されたものだけで生活しなければならない。当然、水や食料は尽きてきます。そして冬のアンデス山脈は夜には-40度以下にもなる極寒の地。日が経つにつれ死亡者も増えていきます。

途中で見つけたラジオで聞かされた捜索活動中止の事実。

助かるためには山を越えて遥か西の方にあるチリを目指さないといけない。そこまで歩いていくにも体力は必要。でも食べ物はもうほとんどない。

そんな彼らに厳しい決断をしなければならない時が来ます。

そうです。

死体を食べるのです。

食料はもうそこにしかない。しかしそれはかつてのラグビーのチームメイトだったり、応援するためについてきてくれた家族。その肉を食べないと生き残れない。

僕は無宗教なのでよくわかりませんが、彼らが通っていた学校はカトリック系の学校だったらしく、神さまや祈りという言葉がよく出てきます。その教えに背いてでも生き残らなければ意味がないという人間の生への執着に僕は感動しました。

そしてみんなで誓いを立てるのです。もし自分が先に死んだら、必ず自分の死体を食べてくれ。食べなければ化けて出るぞと。追い込まれた状況の中で緊張の糸が張りつめていて、仲間割れなども起こっていたのですが、その時の誓いの儀はみんなの気持ちが一つにまとまっている気がしました。

友情と言うのは本当に究極の環境に置かれてこそ初めてわかる。

この映画DVDの特典映像として、遭難した本人へのインタビューが付いてくるのですが、そのインタビューも考えさせられるものがありました。

実際の事故をもとに作った映画なので、結末はわかってしまうので、エンターテイメント性は低いですが、ヒューマンドラマとして自分の命について真剣に考えるきっかけになるいい映画だと思いました。

良ければ観てみてください。

ではでは。

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レンタルを辞めてわかった事…

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ABOUTこの記事をかいた人

四国で歩き遍路中。えもぶれ!で検索!好きな映画は『オーロラの彼方へ』。好きな小説は『十八の夏』。好きなCDは『Return to Forever』。好きな漫画は『惑星のさみだれ』。趣味はロードバイクで日本をぐるぐる。そんなノッポでうずまきな30代。埼玉出身。ブログは今年で9年目!!記事少ないけど。…でも、それぞれ魂込めて書いてきたはず。だから、今日も読んでくれてありがとう!