『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』ほど何書いたらいいかわからない映画はない

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

公開:2002/2/23

監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル

出演者:ジョン・キャメロン・ミッチェル

製作国:アメリカ合衆国

REVIEW - 映画レビュー

Amazonなどでも高評価な『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』を観てみました。しかし、これほど何書いたらいいかわからない映画はありませんでした。ぶっちゃけ、あらすじでさえどうやって書いたらわからなかった映画ですが、とりあえずレビューしてみます。

完全に僕の理解不足でしょうな。

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10秒でわかる『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』ストーリー

トミー・ノーティスという恋人に曲をパクられたヘドウィグという男性から女性になった人が、アングリーインチというバンドを連れて、トミーノーティスのツアーを追いかけながら、自分たちもツアーを行い、愛を探す話。

ネタバレ注意『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のあらすじまとめ

売れないロックシンガー、ヘドウィグの愛を探す物語。

ヘドウィグが生まれた年、ベルリンの壁が築かれた。彼女(彼)はハンセルという名前で東ドイツに男の子として生まれ、父親に性的虐待をされていたこともあったが、そんな父も母親によって追い出され、ヘドウィグは母親と二人暮らしで育った。

どっぷりと東ドイツの思考に浸っている母を差し置いて、ヘドウィグはラジオから流れる自由の国、アメリカのロックに夢中になった。

壁の向こう側へ行きたいと願いながら大きくなったヘドウィグはある日、裸で日光浴をしていると、アメリカから来た黒人の軍人に好意をもたれる。信じられない。君が女じゃないなんて。

一緒にアメリカに行こうと誘われたが、ベルリンの壁を越えるためにはその軍人と結婚をしなければならない。結婚をする為には性転換をしなければならない。

母親にそのことを相談すると、母親はヘドウィグという名前とパスポートをくれた。そして決意を固めたヘドウィグは性別を捨て手術を受けることにした。

しかし、その手術は失敗。股間に肉片が残ってしまった。怒りの1インチ。アングリーインチ。後にバンドの名前にもなる出来事だ。

憧れの自由とロックの国アメリカで暮らすようになったが、夫になったアメリカの黒人はそのうち新しい恋人を見つけ、家を出て行った。その日はベルリンの壁が崩壊した日。ヘドウィグの払った犠牲は完全に無駄。

それでもヘドウィグは前向きに女性として毎日カツラを被り、メイクをし、仕事に出かける。そして何とか仕事をし食いつないでいた頃、ベビーシッターをした家でトミーという青年と出会った。

彼にほれたヘドウィグは初心に戻り、ロックバンドの歌手として活動し始めた。そのバンドを見に来ていたトミーは歌を歌うヘドウィグに惹かれ、二人は急接近する。

しかし、トミーはヘドウィグが元男性だとは知らない。ヘドウィグも特別告白することもなかったが、ヘドウィグはさえない青年だったトミーにロックが何たるかを叩き込んだ。そして一緒に演奏したり曲を作ったりしていたが、二人の関係がついに頂点に達したとき、その行為にいたる途中、トミーはヘドウィグのアングリーインチに気がついてしまう。

お互い傷ついたまま別れた二人だったが、その後トミーはヘドウィグの曲をパクり、トミーノティスという人気バンドになってしまった。ヘドウィグは彼を訴える為に彼のバンドを追いかけ、自分で新しく結成したヘドウィグアンドアングリーインチというバンドを連れて自分たちもツアーを行った。

しかし、その途中、ヘドウィグの新しいパートナーであり、バンドのメンバーであるイツハクとの不仲でバンド活動も続けることが出来なくなっていた。何とかお金を稼ぐため、ヘドウィグは立ちんぼをしてみたところ、それを拾ったのは車に乗った売れっ子トミー。

トミーはヘドウィグに謝罪をし、二人の仲は直るかと思ったその瞬間、車は事故を起こしてしまう。その事故のおかげで、二人の関係はスキャンダルとして報道され、一躍有名になったヘドウィグ。

バンドのヘドウィグ・アンド・アングリーインチもそれなりに人気が出たがトミーを追いかけることを辞めないヘドウィグは最後のライブ中、頭に被ったカツラを取り、胸に入れたりんごも投げ捨て、半ば放心状態でトミーのライブ会場へ乗り込む。

そこでトミーが歌っていたのは二人が最初に出会ったときにヘドウィグが歌っていた曲の替え歌。歌詞にヘドウィグへの謝罪をこめて歌うトミーの歌に耳を傾け何かが心の中が解けはじめるヘドウィグ。

ヘドウィグは自分のバンドのもとへ戻り、ありのままの姿で歌を歌い、歌を歌い終えると生まれたままの姿で街の暗闇の中へ消えていく…。

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『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の名言

極端に強い権力というのは崩壊するの

『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のおすすめポイント

野口明人
歌が心に残る。

歌の歌詞をよく味わうことがこの映画を理解する鍵になる。

正直な話、あらすじが本当にあっているかどうかすら怪しいぐらい理解出来ていない…

この映画、Amazonのレビューを読んでもらえばわかると思いますが、とにかく評判がいい。みんな大絶賛の映画です。…しかし、僕にはどうも理解力が足りないようで何度見ても良くわからないのです。

とりあえず、性別を超えた愛の物語なんでしょうけど、いまいちそれもよくわからない。別に性別否定とかしているわけではなく、これがなぜ大絶賛なのかがわからないのです。

とりあえず歌は良かったと思います。

物語はどうだったかといわれると、微妙に理解出来ていません。映像の撮りかたが難しいのか、アニメーションが邪魔しているのか、現在過去が交錯しすぎなのか、理解出来ずにいます。

とにかく、この映画でわかったことは、理解できなかったことが理解できたです。

あらすじも心配なので他のサイトでお探しくださいませ。

まとめ

今回ほどレビューに困った映画もありませんでした。歌が何曲も入っている上にストーリー自体が何を言っているのかよくわからないので、どう紹介していいのかわからないのです。

なので、とりあえずこういうレビューを参考にせず、まずは見てみてください。それでわからなかったら、僕のレビューなどを参考程度につまんで照らし合わせていけばいいと思います。

つまりは、いまだに僕も理解できていないので、うまく紹介できないのです。

なんかすいません。

ではでは、今回はこんな感じで、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』でした。

あ、日本でも舞台が何回か公開されていて、僕の好きな俳優、森山未來がヘドウィグを演じてたみたいですが、それを出来れば観てみたかった…。

野口明人
では、最後に『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の採点…

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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
  • ストーリー - 55%
    55%
  • キャラクター - 75%
    75%
  • 演出 - 85%
    85%
  • 映像 - 70%
    70%
  • 音楽 - 85%
    85%

レビューまとめ

何度見ても理解できない映画に久しぶりにあった。

74%
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5 件のコメント

  • 胸に入れていたトマトは、
    ヘドウィグの母親の好物で丸かじりしているシーンがありましたよ。
    トマト=母親、ヘドウィグの女性像のメタファーです

    この映画の良い所は
    「背中合わせの恋人」に憧れて、完全な愛(片割れ)を探す旅に出ていたヘドウィグが、自分は欠けている不完全な存在なのではなく
    a wholeだと気づき、新たに生きていく。っという所だと思います。
    だから腰のタトゥーが変わったのです。

  • 私も当時初めて見たとき意味がさっぱり分かりませんでした。あれから16年も経ったんですね。
    映画は16年前に1度見ただけですが、先日主演のジョンさんの来日公演を観劇しました。
    めちゃくちゃ良かったです。
    これは、映像より舞台の方が数百倍いいです。
    イツハクの存在が未だに分からないし、色々疑問点がありますが、どこか自分と重ねてみると楽しい作品なんだと思います。ジョンさんの舞台は1回しか見れなかったので、韓国で公演されているミュージカルヘドを見に行きました。
    韓国の実力派スターが演じていて見応えがありました。
    早く日本でも実力のあるスターがヘドを演じてほしいです。容姿が格好良くて、スターオーラがあって、歌もお芝居も上手くてコメデイセンスも必要なので、かなり難しいと思いますが、日本での再演希望しています。

    • イツハクのストーリーは本編ではおそらく時間の都合でカットされてますが、特典DVDにはいってますよ!

  • 中古で売っていたので昨日買って見たらとても面白かったです。
    ジョンさんの来日公演をみて、その後韓国で2回観劇したので、歌も頭に入ってるから当たり前ですが。
    ジョンさんは16年前の映画と今とあまり容姿は変わっていないことに驚きました!
    50を過ぎても、ストイックに太らないように頑張ってるのが凄いです。歌も上手なままでした。
    ステージでは流石にヒールをはいていなかったので、ヒールをはく体力がもうないのは分かりました。

    男でも女でもない新しい自分、ハンセルもヘドも否定して、産まれ変わって、裸一貫でヨタヨタ街中を歩くラストにも共感しました。今迄の自分を否定した上で新しい自分になる覚悟が伝わるから、最後のmidnightradioは感動するんだろーなーと思いました。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    えもぶれ!で検索!好きな映画は『オーロラの彼方へ』。好きな小説は『十八の夏』。好きなCDは『Return to Forever』。好きな漫画は『惑星のさみだれ』。趣味はロードバイクで日本をぐるぐる。そんなノッポでうずまきな30代。埼玉出身。ブログは今年で9年目!!記事少ないけど。…でも、それぞれ魂込めて書いてきたはず。だから、今日も読んでくれてありがとう!