『トゥルー・グリット』を観た。意外とドライな敵討ち。新しい西部劇

製作総指揮をスティーヴン・スピルバーグがとったというトゥルー・グリットを観た。

今となってはちょっと珍しい西部劇映画。父親を殺された娘が、仇を打つために凄腕だが悪名高い保安官を自分で雇って復讐をするという映画。1969年に上映された「勇気ある追跡」という映画のリメイクらしい。

この主人公役のヘイリー・スタインフェルドは14歳でこの作品がデビュー作のようだ。しかし、貫禄すら感じる演技力。保安官を雇う交渉の場面などしょっぱなから迫力ある演技を魅せてくれた。

そしてデビュー作と言えば、グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちでデビューして、アカデミー脚本賞を受賞したマット・デイモンも出ている。

また悪名高い保安官を演じたジェフ・ブリッジスもこりゃまた渋くてかっこいいんだ。

そんな三人が中心になって話が進んでいく映画なのだが、うーん。雰囲気はよかったんだ。雰囲気はよかったんだけど、なんとなく物足りなかった。なんだろう。西部劇ってこんな感じなのかな。元の映画を観たことがないから比較は出来ないけれど、山場があまりない。

普通なら復讐劇ということで、父の仇を見つけるまでが大変でその仇との一騎打ちという所に山場を持っていくのだろうが、案外あっけなく仇を見つけてしまうし、案外あっけなく仇を打ててしまう。

それよりもこの作品は別の所に視点を当てているようで、僕としてはその別の部分にあまり共感を持てなかった。そして微妙にアンハッピーエンドのラスト。リアルと言えばリアルなんだけど、すごくドライな映画。

うーん、なんだろう。この不完全燃焼感。

そう。西部劇といえばなんとなく水戸黄門的な勧善懲悪ストーリーを考えてしまいがちなんだが、この映画はそう単純でもないのです。かたき討ちはどこかで代償を払わねばならぬというメッセージ性を含んだラスト。それが不完全燃焼を生み出しているんでしょう。

綺麗なラストが好きな僕としては、ちょっと受け入れられない。まぁ、これはかなり個人的な意見だけども。

そんな感じの映画でした。

前評判が良かったから、期待しすぎたかな。まぁ、今までとはちょっと違った映画という印象でした。

ではでは。

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レンタルを辞めてわかった事…

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好きな映画は『オーロラの彼方へ』。好きな小説は『十八の夏』。好きなCDは『Return to Forever』。好きな漫画は『惑星のさみだれ』。趣味はロードバイクで日本をぐるぐる。そんなノッポでうずまきな30代。埼玉出身。ブログは今年で9年目!!記事少ないけど。…でも、それぞれ魂込めて書いてきたはず。だから、今日も読んでくれてありがとう!