- 公開:1960/06/16
- 監督:アルフレッド・ヒッチコック
- 出演者:アンソニー・パーキンス, ジャネット・リー, ヴェラ・マイルズ
- 製作国:アメリカ合衆国
- 上映時間:1時間49分
サイコという映画をご存知でしょうか。アルフレッド・ヒッチコック監督の1960年の作品です。
この映画は白黒映画なのですが、実のところ1960年代にはすでにカラー映画が主流になりつつあったので、アルフレッド・ヒッチコック監督はあえて『サイコ』という映画を表現するのに、白黒映画が最適だとチョイスした事になります。
現代の感覚から言えば「白黒映画はちょっと…」ということもあるかもしれませんが、この映画を観た後はきっと「この映画は白黒映画じゃなきゃ駄目だわ!」という感覚になるでしょう。演出としての白黒。
そしてこの作品を観る時は前情報なしで観ることを推奨します。絶対に何か調べたりしてはダメです。Googleで検索してもダメです。そもそもこの映画を上映した時代にもそのような宣伝がされていたようです。内容は絶対にバラしてはいけない。そして途中入場禁止。
この映画を最大限に楽しむ方法だそうです。
まぁ、僕はそんな事を知らずに観始めて、途中でWikipedia調べちゃったんですけどね。一気に興ざめです…。あーぁ。調べなきゃよかったよ。Wikipedia最後まであらすじ書いてあるよ。なんでだよ。
この記事にはネタバレは含まれないように書くつもりなのでご安心を。
ということで前置きが長くなりましたが映画『サイコ』のレビューにいきましょう。
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映画『サイコ』について
公開日:1960年06月16日
ジャンル:ホラー映画, ミステリー映画, スリラー映画
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:アンソニー・パーキンス, ジャネット・リー, ヴェラ・マイルズ
ども。野口です。TSUTAYAのおすすめセレクション的なやつにこの作品があったのでとりあえず観てみました。アルフレッド・ヒッチコックは名前だけ知っていてかなり狂信者がいるぐらいな人だってぐらいな認識。
率直な意見。1960年代の作品だとは思えないぐらい面白いです。カラー映画も出来た時代ですが、アルフレッド・ヒッチコックの意向でこの映画はモノクロ映画になっています。どうやら、カラーだと残酷すぎるだからだとかなんとか。
所々古い撮影方法だなとは思ったりもしちゃうんですが、それでも面白い。
最初の導入がホテルの逢引きから始まるんですが、なんというかそこからにくい演出が始まっている。サイコという名前だけで全く何も知らない状態で観始めたので結末が全然違う。
全く違う導入からまさかの展開!
こんな話だったの!?っていう。そういう面白さがあります。
映画『サイコ』 – あらすじ
ネタバレにならない程度にあらすじを話しますが、主人公は女性。お金がないという理由で恋人と上手くいかないOLさん。ある日会社で大金を預かり、その会社のお金を持ってトンズラしてしまう。
お金を持って彼のところへ向かう途中、大雨に降られたまたま見つけたモーテルに泊まることに。
そこであれやこれや不思議な事が起こる。
…ネタバレしないように話せるのはここまでぐらいです。
映画『サイコ』 – まとめ
とにかく。面白いので観てみてくださいませ。音楽がね、不自然なぐらい不協和音使ってますけど、それも観終わった後に効果的だったんだなって思えます。
それと、有名なシャワーシーンっていうのがあるんですが、そのシーンで音楽があるのとないのとの違いっていうのが僕が観たBlu-ray版には入ってました。それでいかに音楽が大事かってのがわかりました。
音楽ひとつでシーンの印象がだいぶ変わるんですね。
あまり期待せずに観た分だけ、アルフレッド・ヒッチコック良かったんで、他の作品も観てみようと思います。
はい。
絶対に調べないで観てみてくださいね(絶対調べるなと言われると調べたくなっちゃうかもしれないですが、調べるならばこの映画は観ないと決意してから調べてくださいませ)。
ではでは。『サイコ』でした。
あ、ヒッチコックの娘さんも主人公の働く会社の同僚として出ているみたいです。
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サイコ - 感想・評価
公開日:1960年06月16日
ジャンル:ホラー映画, ミステリー映画, スリラー映画
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:アンソニー・パーキンス, ジャネット・リー, ヴェラ・マイルズ