『あるいは裏切りという名の犬』は映画界のいぶし銀。渋い、渋いぜ~

この映画は復讐の物語である。

観終わった後に知ったことなんだけども、どうやらこの映画は実話をもとに作った映画らしいのです。そんな事も知らず、なんと人間の醜いことかと、かなりイライラしながら観ていました。

なんというか、嫌われ役っていうのかな、その役の人が徹底的にクズ人間で憎まれるように撮られていて、もう感情移入しまくり。こいつ、マジなんなの!キィーーーーー!腹立つわー!とか、独り言を言ってしまうほど。

その感情移入もあってか、映画を観終わった後の疲労感と、大がかりなアクションはなかったのに、頭の中に残るイメージの強さが印象的な映画でした。なんというか、とにかくハードボイルドです。かっこいいです。

あ、この映画、フランス映画です。こういうのもありだなと。フランス映画と言えば、アメリ。なんてことを思っていたんですが、もし友人にフランス映画で何かいいのある?って聞かれたらこっちの方を薦めようと思います。

かつて、二人は友人だった。二人とも同じ女性を愛した。しかし、気が付けば二人は敵同士になっていた。そういう刑事ものの映画です。とにかく一貫して「復讐」という言葉がちらつく。アレをやられたからやり返す。コレをやられたからやり返す。登場人物、すべての人間が復讐を果たすと言っても過言ではありません。

…ただ、その復讐を果たせなかった人物が一人だけ。

…まぁ、それはネタバレになるので言いませんが、復讐を果たせなかった人物の末路は?…というのがこの映画の見所だと思います。

とりあえず、ティティという登場人物、かっこよすぎ。そして主人公役のレオ・ヴリンクスを演じたダニエル・オートゥイユが時折ジャン・レノに見えて仕方がありませんでした。悲壮感漂うジャン・レノ。いい味出している俳優さんだな。

それと、僕は基本的に洋画のタイトルに翻訳ではなく邦題をつけるのは好きではないのですが、まぁ「あるいは裏切りという名の犬」という邦題は中々まとを得ているのではないかなと思ったり思わなかったり。原題は「36 Quai des Orfèvres」直訳すると、「オルフェーヴル河岸36番地」というタイトルなんですがね。「あるいは…」の方が意味を持っている分、見てみようかなってなりますもんね。

うむ。

それにしても、渋さ爆発、地味にクソ面白い飽きない映画でした。

「あと一本、何か映画借りたいんだけどどれ借りようかな~」と迷ったら、とりあえずこんな作品があったぞと頭に入れておいても損はしないと思いますので、機会があればぜひ。

ではでは、そんな感じです。

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レンタルを辞めてわかった事…

このサイトで紹介している映画は基本的にHuluAmazonプライムビデオなどの見放題サービスで見ています。Huluは月額税込みで1,007円。Amazonの方は年額税込み3,900円。TSUTAYAとかで借りるしかなかった僕にとっては、だーいぶお財布に優しくなりました。

まぁ、毎月1000円、年間3900円が安いかどうかは人それぞれですが、とりあえずTSUTAYAとかで借りた場合、その映画がつまらなかった場合でも借りてしまった手前全部見ないともったいない気がしますが、見放題の場合、即ヤメが出来るのが一番のメリットでした。

一本に対してお金を払っているわけではないので、つまらなかったらやめる、気になったらちょっと見てみる、面白かったら何度も後で見返せる。っていうレンタルビデオでは出来ない事が気軽に出来ます。

結果、良い映画に出会える可能性が増え、クソ映画で人生を損するということも少なくなった気がします。もし、HuluやAmazonを使ったことがなければ一度使ってみてくださいませ。きっと分かる人にはわかってもらえるはず…。

あ、Huluについては使わない時はアカウントをホールド出来るのが地味に便利です。僕も忙しい時はホールドにして月額を払わずに過ごした事もありましたので…。まずは1ヶ月ほど使ってみて、あなたの生活に合う合わないを見極めてみてはいかがでしょう。

あぁ、映画だけを観て暮らしたい…。

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ABOUTこの記事をかいた人

好きな映画は『オーロラの彼方へ』。好きな小説は『十八の夏』。好きなCDは『Return to Forever』。好きな漫画は『惑星のさみだれ』。趣味はロードバイクで日本をぐるぐる。そんなノッポでうずまきな30代。埼玉出身。ブログは今年で9年目!!記事少ないけど。…でも、それぞれ魂込めて書いてきたはず。だから、今日も読んでくれてありがとう!