『最高の人生の見つけ方』は反則!最後は号泣で画面が全く見えない…

最高の人生の見つけ方

公開:2007/12/25

監督:ロブ・ライナー

出演者:ジャック・ニコルソン,モーガン・フリーマン

製作国:アメリカ合衆国

REVIEW - 映画レビュー

『最高の人生の見つけ方』を観てぐちゃぐちゃに泣きました。このおっちゃんら、ずるいです。母親と家で一緒に観ていたんですが、ちょっぴり恥ずかしくなるぐらい涙が出てきました。…ただ、横を観ると母親の方が僕以上に号泣していたのでそれを見てちょっと笑いました。

僕よりも母親の年齢ぐらいの方がこの映画は沁みるんだろうなぁ…。

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10秒でわかる『最高の人生の見つけ方』のストーリーのまとめ

余命6ヶ月、死の宣告をされた二人のおじいちゃんが、棺おけリストという死ぬまでにやりたいことのリストを作り、世界を回って旅をする映画。

もし、あなたに居酒屋で『最高の人生の見つけ方』ってどんな映画?あらすじとか評判は?と聞かれたなら…

野口明人
この映画は一言で言えば、“二人のじいちゃんのカタルシスの物語”なんだ。死に際の癒やしを描いた映画って事だね。しかも二人のじいちゃんってのが『ダークナイト』のジョーカーやってるジャック・ニコルソンと『ショーシャンクの空に』に出てたモーガン・フリーマンなんだから豪華だよね。両方とも化物級に高評価の映画だし。まぁ、語っててもあれだからザッとあらすじを教えよう!
ちぐのさん
人生の価値など容易には量れない。”家族や友によって量られる”と言う人。”信仰心による”と言う人。”愛だ”と言う人。”人生には意味などない”と言う人もいる。私は”自分を認めてくれる人がいるか”で決まると思う。そう語る、この物語の一人目の主人公カーター。これがモーガン・フリーマンね。
野口明人
彼は車の修理工場で45年間勤めてきた。そんな彼は一本の電話で自分の病気の症状を知る。
ちぐのさん
一方、もう一人の主人公であるエドワードは病院を経営する億万長者であるが、その経営会議中、血を吐き自分の経営している病院に運ばれた。これがジャック・ニコルソン。
野口明人
二人は同じ病室になり、そのことに対してエドワードはなぜ個室じゃないのかと文句を言ったが、自分の経営方針である「病院はリゾートホテルではない、一室二床、例外はない」という言葉のせいでその申し出は秘書に却下された。
ちぐのさん
3週間もこのゾンビのような男の隣にいなければならないのか。とエドワードはカーターをなじり最初の出会いはあまりよいものではなかった。
野口明人
カーターには家族がおり、見舞いも頻繁に来てくれる人がいる。一方エドワードには術後誰も見舞いに来てくれる人はいなかった。まるで環境の違う二人だったが、病室で話をするうちに徐々に打ち解けていく。一緒にカードゲームをするようになったりお互いの人生のこと、自分の病状のことも語るようになった。
ちぐのさん
ある日、エドワードはカーターが何かをメモしていることに気がつく。何をメモしているのかを聞いたが単なるメモだと言って詳しくは教えてくれなかった。
野口明人
後日、秘書がそのメモがくしゃくしゃになって落ちているのを拾い、エドワードに渡した。そのメモを読み上げるとそこには棺おけリストと名を打ち、さまざまな野望が書かれていた。
ちぐのさん
エドワードはそのメモについて質問すると、カーターが大学時代に受けた哲学の授業で教わったことだといい、エドワードはそこに書かれている野望が小さいことにケチをつけた。カーターがメモに書いていたことは、「荘厳な景色を見る」、「赤の他人に親切にする」、「涙が出るほど笑う」だった。
野口明人
そのメモに対し、「スカイダイビングをする」、「マスタングを乗り回す」、「ライオン狩りをする」、「世界一の美女にキスをする」と付け加えるエドワード。
ちぐのさん
余命6ヶ月と宣告された二人だったが、そのメモを見たエドワードは実際にそれをやってみようと提案する。カーターはそんなつもりで書いたのではない、と、最初は乗り気ではなかったが、エドワードと話をするうちに自分の人生がいかに抑制されたものだったかを思い知る。大学時代に子供を授かり、夢であった歴史学の先生になることを諦め、貧乏な黒人と言うことで仕事を選ばず、車の修理工場に入った。
野口明人
その後復学も考えたが45年はあっという間に過ぎていった。家族には恵まれたが、自分の夢は諦めた。我慢の連続の人生だった。そんな人生とエドワードの人生を比較してみると自分の人生の不自由さに目がいってしまう。
ちぐのさん
妻に病気の治療は諦め、エドワードと一緒に旅に出ると告げると当然喧嘩になったが、カーターは折れなかった。二人の棺おけリストを叶える旅が始まる。
野口明人
はじめにおこなった事は、スカイダイビング。ビビるカーターと歌いながら空を飛ぶエドワード。また一日生き延びたと清清しい気持ちでその場を去る。
ちぐのさん
次に向かった先は、エドワードの願いであった、体に刺青を入れること。エドワードは自分の顔を刺青にした。
野口明人
次はカーターの願いであった、マスタングGT350というスポーツカーに乗ること。カーターは人が変わったように運転をし始め、エドワードを挑発する。
ちぐのさん
徐々に旅を堪能し始める二人。飛行機で北極の景色を見に行ったり、絶景を見ながら食事をしたり、ジャングルにライオンを見に行ったり、エジプトにピラミッドを見に行ったり。
野口明人
この旅の途中でエドワードはカーターの妻から電話を受ける。夫が死ぬ覚悟は出来ている。でも生きているうちに夫を失いたくないとお願いされ、その願いを聞き入れようとエドワードは説得を試みたがカーターは帰ろうとしなかった。またエドワードは過去4人の妻がいたこと、そして娘が一人いることを打ち明ける。
ちぐのさん
リストをこなす旅を続けるうちに二人は無二の親友になっていったが、その最後の方になった時、カーターはエドワードの秘書に頼みエドワードの娘の居場所を探し出し、その家の前に車を止めた。
野口明人
その行動によって、エドワードは怒り、棺おけリストを破って捨ててしまった。喧嘩別れで終わってしまった二人の旅だったが…。
ちぐのさん
…こんな感じのあらすじかな。まだまだ続くし、あんまりうまく説明出来ていないんだけども。
野口明人
この映画を観た時に真っ先に思い浮かんだのは『死ぬまでにしたい10のこと』という映画。原題は「My Life without me」というタイトルで主人公が自分の人生について悲観しているわけではなく、自分の立場を理解している上で、10のリストを作り、全てをこなしたら幸せなのだという観点で話が進む。つまりはリストをこなし切ることに意味があると思うんだよ。
ちぐのさん
一方『最高の人生の見つけ方』の方は、とりあえずやりたい事をやってみよう!的な軽いノリで、これはやっぱり辞めた、これを付け足しちゃおう!みたいに、リストをこなし切るのが目的ではなく、死ぬという事を告知された自分が死におびえながら家族に同情されながら生きるのか、楽しそうな旅に出るのか、という所に観点が置かれてる。
野口明人
誰よりもお金を稼いだが孤独なエドワードと、大学生で子供を授かり貧乏でひたすら家族の為に自分の人生を使ってきたカーター。神を信じないエドワードと神を信じるカーター。白人のエドワードと黒人のカーター。その対比もところどころに見えて、どちらが素敵かという事も主張せず真逆の人生を歩んできた二人だからこそ、お互いの足らない所を補う事が出来、モノの見方を相手にアドバイスすることができる。
ちぐのさん
さらにこの映画にいい感じにスパイスを与えているのは秘書の存在。ガンコで意地悪なエドワードの発言をサラリとかわす秘書。時には助言をし、それでいて主張しすぎない存在。この秘書がいるかどうかというのもこの映画の良し悪しを左右すると思う。
野口明人
伏線の張り方も良くてね、この映画の良さはそのさり気なさにもあると思うだよなぁ。二人の何気ない会話が10分後30分後1時間後に効いてくる。多分一度見ただけじゃ全部に気が付かないんじゃないかな。それらも含めて何回も観たくなる映画に仕上がっていると思う。
ちぐのさん
僕も最初は感動したわー!!なんていう漠然とした感想しかなかったんだけどさ、何回も繰り返し観ていると感動して涙を流すというよりも、感動して拍手したくなる演出が所々に散りばめられているんだよね。おお!ここはそんな所につながっているのかよ!って感じで。全部が数珠つなぎな感じっていうのかな。ひとつの演出が次の演出につながって、その演出がさらに次の演出につながって、最後はまとめて大団円っていう感じ。
野口明人
映画を最初に再生した時に見える光景もさ、すぐに忘れちゃうと思うんだけど、最後につながっていたっていうのも繰り返し観た時に初めて気がついたし。言葉のひとつひとつに気をつけていると本当に面白いよ。まぁ、“リスト”っていう伏線を張りやすい素材を扱っているっていう強みを活かした作品ですな。
ちぐのさん
とりあえず、興味が湧いたらAmazonのレビューみたり、Wikipediaで調べたりしてみてよ。モーガン・フリーマンかジャック・ニコルソン、どちらか好きな俳優だからっていう理由で観始めても全然いいと思うよ。

…そんな事を『最高の人生の見つけ方』についてコーヒーでも飲みながら居酒屋で話すと思います。コピ・ルアックっていうコーヒー、一度は飲んでみたいなぁ。猫のうんこから取り出したコーヒー豆とかいうヤツ。すごいよね。世界一高価なコーヒーがうんこなんだぜ(笑)

『最高の人生の見つけ方』の名言・心をざわつかせた言葉

彼がその目を永遠に閉じた時、心は開かれた。

病人は見舞い客のせいで死ぬんだ。自分の病気よりな。

口より体を動かせよ。これはチャンスだ。

「どれだけ金持ちなんだ?」「他人の貯金を聞くのは失礼だと教わったろ?」「初めて聞きたくなった」

星は神の最高傑作の一つだな。

俺は学んだ。95%の人間はいつも間違ってる。

夫が死ぬ覚悟はできてます。でも生きてるうちに失うのはイヤ。

誇りには思わんが後悔もしていない。“娘に憎まれてるから”と天国で門前払いされたら、それは甘んじて受け入れるさ。

彼の人生最後の数か月は私にとって最高の日々でした。

『最高の人生の見つけ方』で心に残ったシーン・実況

  • 0:03:30頃
    タバコを落とすシーン。意味深。言葉で語らず、電話の相手の声も聞かせない。ただタバコを落とすだけのシーン。
  • 0:26:30頃
    検査結果を聞くジャック・ニコルソンの目を屈折メガネで捉えている所。深刻な話なはずなのに、ギョロッとした目玉だけが気になってしまう…。
  • 0:29:00頃
    モーガン・フリーマンを見つめる、ジャック・ニコルソンの眼差しが真に迫っていた。
  • 0:30:30頃
    秘書がジャック・ニコルソンにどのようにあなたの死に向き合えば?と聞いたシーン。意外とおちゃめな秘書に笑う。
  • 0:32:30頃
    意外と何でもないこの会話がこの映画のキーだというのがイカす。
  • 0:36:30頃
    モーガン・フリーマンと妻の言い争いですでに目頭が熱くなる。45年、家族の為に頑張って来たのにそれでも、子供を見捨てるのか?と言われる事を想像すると耐えられん…。
  • 0:38:50頃
    二人並んで目線が動く。なぜか頭に焼き付くシーン。
  • 1:17:00頃
    モーガン・フリーマンがカギを持っているのにそれを使うのを辞め、チャイムを押すシーン。すぐ次のジャック・ニコルソンが暗い部屋に入っていくシーンとの対比が印象的。
  • 1:21:50頃
    秘書の強い眼差し。出るべきですとだけ放って部屋を出る様がカッコイイ。この映画、秘書がいい感じで引き締めてくれている映画だよなぁ。
  • 1:24:00頃
    この映画を観た人なら誰もがコピ・ルアックという言葉を忘れないと思う。モーガン・フリーマンの笑顔の破壊力たるや…。
  • 1:30:00頃
    画面が見えない…。涙で画面が…。ジャック・ニコルソンの演説が沁みる。そして最後まで綺麗に伏線を拾って終わってくれる爽快さ。いい映画や…。

『最高の人生の見つけ方』は↓こんな作品や世界観が好きなあなたにおすすめ。この映画を観ている時にパッと思い浮かんだ映画・小説・漫画・アニメ・テレビドラマ、または音楽など

オススメ大好きちぐのさん
似てる似てないはあくまでも個人的な意見ですが、恋愛版が死ぬまでにした10のこと。友情版が今回の映画だと思います。

『最高の人生の見つけ方』のような映画が好きなあなたに、ぜひ次に観て欲しい映画はズバリ…

野口明人
ちょっと雰囲気は違うけど、二人の違った立場の人間の友情物語のようなものが好きなあなたにはハマると思う。音楽のチョイスもセンスがイイ。

『最高の人生の見つけ方』まとめ

まとめ大好きちぐのさん

素直にすごくいい映画観たなって思いました。それと一番のお気に入りは、エドワードの秘書です。意外と彼がいいキャラでこの映画を引き締めてくれている気がします。

なんでこの映画知ったんだっけな?忘れちゃいましたが、それまではこの映画の存在すら知らなかったぐらいなんですが、ぜひぜひ国民全員に観てもらいたいぐらいの映画でした。

最後は涙ボロボロでした。

良ければぜひ。

ではでは。『最高の人生の見つけ方』でした。

P.S.二回目観てみたら、なんか泣けなかったんで、やっぱりネタバレ厳禁なのかもしれない。それともその時の感情によるものなのかな。とりあえず何も考えずに観てもらいたい。僕は最初に観た時オカンと一緒に号泣しました。三回目はホロリと涙が流れ、一度目二度目には気が付かなかったこの映画の演出などが見えるようになりました。何度観てもその度に楽しみ方が変わる映画。面白い映画だと思います。

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最高の人生の見つけ方
  • ストーリー - 88%
    88%
  • キャラクター - 91%
    91%
  • 演出 - 89%
    89%
  • 映像 - 63%
    63%
  • 音楽 - 75%
    75%

レビューまとめ

自分の人生が終わる時、こんな事考えることが出来たら幸せだなぁ…。友情っていいよなぁ。こんな友達いないけど…。所々CGが雑な部分が目立ち気になる所もあるが、ストーリーや演出は上出来で観ていて飽きない映画。二人のキャストの演技も素晴らしいというのもあるが、なによりも二人のキャラクター設定の対比が素晴らしい。

81%
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レンタルを辞めてわかった事…

このサイトで紹介している映画は基本的にHuluAmazonプライムビデオなどの見放題サービスで見ています。Huluは月額税込みで1,007円。Amazonの方は年額税込み3,900円。TSUTAYAとかで借りるしかなかった僕にとっては、だーいぶお財布に優しくなりました。

まぁ、毎月1000円、年間3900円が安いかどうかは人それぞれですが、とりあえずTSUTAYAとかで借りた場合、その映画がつまらなかった場合でも借りてしまった手前全部見ないともったいない気がしますが、見放題の場合、即ヤメが出来るのが一番のメリットでした。

一本に対してお金を払っているわけではないので、つまらなかったらやめる、気になったらちょっと見てみる、面白かったら何度も後で見返せる。っていうレンタルビデオでは出来ない事が気軽に出来ます。

結果、良い映画に出会える可能性が増え、クソ映画で人生を損するということも少なくなった気がします。もし、HuluやAmazonを使ったことがなければ一度使ってみてくださいませ。きっと分かる人にはわかってもらえるはず…。

あ、Huluについては使わない時はアカウントをホールド出来るのが地味に便利です。僕も忙しい時はホールドにして月額を払わずに過ごした事もありましたので…。まずは1ヶ月ほど使ってみて、あなたの生活に合う合わないを見極めてみてはいかがでしょう。

あぁ、映画だけを観て暮らしたい…。

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    好きな映画は『オーロラの彼方へ』。好きな小説は『十八の夏』。好きなCDは『Return to Forever』。好きな漫画は『惑星のさみだれ』。趣味はロードバイクで日本をぐるぐる。そんなノッポでうずまきな30代。埼玉出身。ブログは今年で9年目!!記事少ないけど。…でも、それぞれ魂込めて書いてきたはず。だから、今日も読んでくれてありがとう!