『バタリアン』を観てみた。名作ホラー映画だというから観てみたら…

バタリアン

公開:1986/2/15

監督:ダン・オバノン

出演者:クルー・ギャラガー

製作国:アメリカ合衆国

『バタリアン』は本当におすすめ出来る映画か?

野口 明人
『バタリアン』のレビューをするのは僕。
REVIEW - 映画レビュー

バタリアンを観ました。アマゾンでも評価いいし、前に書いた「【感動】最も泣ける映画を教えてください。→涙でディスプレイが滲む」という記事でも名前が挙がっていたので期待しちゃってました。

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10秒でわかる『バタリアン』ストーリー

医療倉庫で働くアルバイトのミスで軍事機密のガスが漏れ出した。そのガスのせいで死体はゾンビとして動き出してしまう。ゾンビに襲われたものはゾンビ。次々と増えるゾンビに軍が最終的に取った手段とは…

ネタバレ注意『バタリアン』のあらすじまとめ

「この映画は真実だけを描いている。したがって人物や団体もすべて実名である」という前書きから始まるホラー映画。

医療倉庫で働く事になったフレディ。アルバイト初日、先輩のフランクから仕事のあれこれを指南されている。社長は非常に陽気な人ではたらく環境もよさそうだ。

内臓や骨なども扱い、本物の死体でさえ保管してある。その死体にゾッとしたフレディは、興味本位で先輩のフランクに「今までで一番ゾッとしたことは?」と質問する。

するとフランクは真剣な顔でこういう。

「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッドを見たか?」と。

ゾンビが世界を乗っ取るというジョージ・A・ロメロ監督のアメリカ映画。あの映画は実は実話で、1969年にピッツバーグの軍人病院で起きた事件なのだという。そこではある薬品が流出して遺体安置所へ流れ込んでしまった。

すると、死体が生きているみたいに飛び跳ねた。その薬品とはダロウ製薬が陸軍用に開発中だったトライオキシン245。軍は秘密裏に薬品に汚染された死体を処理した。そしてその死体が何かの間違いで、フレディの働いている医療倉庫に届いたという。

その話を聞いたフレディは地下に保存されている死体をフランクと一緒に見に行く。奇妙な樽に密閉されて保存された死体。漏れないの?と心配げにフレディは質問するも、フランクは笑いながら「大丈夫。軍事技術団体の作ったタンクだ」とタンクを叩く。

ブシュー!!

フランクの考えとは裏腹に中のガスが勢いよく漏れ出した。白いガスはたちまち周囲を覆い、それを吸い込んでしまった二人はその場で気絶してしまう。

異様な匂いとともに気が付いた二人はタンクを見る。そこにはさっきまでいたはずの死体はいない。もしかしたら空気に触れて溶けちゃったのかもしれないなとフランクはつぶやく。

部屋の匂いを取ろうと脱臭剤を撒いていると何やら犬の声がする。その鳴き声の方に向かうと内臓剥き出しの犬の剥製が動き出している。その異様な光景とともにまた別の方ではドアを叩く音がする。もしかしたらさっきの死体が動き出したのでは…。

何とかしなければならないと社長を呼ぶ。

もしこのことがバレてしまうと、ダロウ製薬に告訴され、軍に会社を潰されると予想した社長は秘密裏に事を進める。映画のように頭を破壊すれば何とか死体の動きが止まるはずだ。武器を構え、扉の鍵を外す。

飛び出してきた動く死体は一目散に社長に襲い掛かる。何とか残りの二人が取り押さえ、死体の頭をつるはしで一撃!

…しかし、死体の動きは止まらない。映画と話が違うじゃないか!頭を切り離しても襲ってくる死体。ロープで縛り、対応策を考える。そうだ。隣接する葬儀屋の遺体処理係に頼んで焼き払ってしまえばいい。

早速バラバラにした動く死体を焼却炉で焼き払うと跡形もなく焼け落ちた。しかし、その煙は空へと充満し、雨に交じり地面に沁みこんだ。そして墓場で眠る多くの死体を復活させてしまった。

事態は悪化するばかり。友人のフレディを待つ間、墓場でパーティーをしていた若者たちは動く死体に襲われ逃げ回る。その多くは脳みそを食べられ、自らも動く死体、バタリアンになってしまう。

部屋にこもり、対応策を考えている社長や葬儀屋の遺体処理係やフレディやフランク、そしてフレディに会いに来た彼女とその友達。しかしどうやらフレディとフランクの様子がおかしい。彼らの体は冷え切っていて、脈もない。顔色も徐々に失われていく。

このままでは彼らもバタリアンになってしまう。

彼らを閉じ込めておこうと提案するも彼女は一緒にいると意地を張る。やがて、フレディはバタリアンになってしまい彼女を襲う。

助けに来た警察隊でさえすぐに多くのバタリアンの餌食になってしまう。

もうどうしようもなくなった社長は決意し、最初の死体が入っていた樽に書かれている軍の連絡先に電話をするのであった。

ずっとその死体を探していた軍は、初めからそういう事態が起こる事を推測していたのか、対応は非常に冷静なものであった。軍はすぐに指令を出し、バタリアンを一掃する作戦に入る…。

あらすじはこんな感じです。

今まで見たホラー映画の中で一番怖くなくて一番笑った

この映画は、オバタリアンの語源にもなったバタリアンというシリーズものの第一作ですが、まさかここまで期待を裏切るとは思わなかった。

「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」のパロディらしく、いたるところにファン要素が組み込まれているようなんですが、ナイト・オブ・ザ・リビング・デッドを観ていないのでよくわかりません。

とりあえず、僕が勝手に想像するホラー映画の定義をことごとく破ってきます。

ホラーと言えば、ゾンビ。ゾンビと言えば、人間の姿ではあるが似て非なるもの。たとえば、ゾンビは人間と違ってその動きは遅く、人間と会話も出来ず、徐々に迫ってきて人間を食らう。…ていうイメージを抱いていたんです。この映画観るまでは。

ただ、この映画のゾンビは人間と同じように走ったりするし、人間と同じように言語使うし、頭もいい。しかもすでに死んでいるからという言う理由で死ぬことはない。倒し方が存在しないゾンビなのです。

とりあえずチートです。チート化されたレベルマックスのゾンビです。出現したらもうどうすることも出来ない。人間の脳みそを食べるという目的を人間と同じスピードと知恵で行うゾンビです。ゾンビと人間の違いは見た目と脳みそを食べるという事しかありません。

ここまでゾンビの迫りくる姿に笑ったものはありません。やっぱりゾンビはあのゆっくりなスピードだから怖いのです。ゾンビは不可解だから怖いのです。

それが人間と同じように動いて、人間の言葉を話してしまうと単なるカニバリズムでしかない。

そして最強にチート化されたゾンビたちに対して人間が取りうる対応策は一つしかない。

その土地ごと消し去る。

・・・まさかとは思いましたが、この映画はそんな結末でした。

え…。このエンディング許されるの?と観終わった後ぽかーんでした。

野口明人
これのどこに泣き所が…。

まとめ

どうやら僕は借りてくる映画を間違えたみたいです。

泣けるのはバタリアンリターンズの方らしい。しかし、これもまた期待を裏切られるかもしれないのだけれど。

今まで見た映画の中で最強にB級色の強い映画でした。

でも、これシリーズ化されているんだよね。ってことは需要あるんだよね。5本も出てるってことは人気があるんだよね?

…よくわからん。これは本当にホラーなのか。ギャグでしかなかった。

しかし、アマゾンでは大絶賛。突っ込みどころ満載のウンコ映画だったとしか言いようがないのですが、見たことは不思議と後悔はしていません。

そんな映画です。絶対に見なくていい側の映画ですが、日本ではなぜか人気があるみたい。アメリカの方じゃDVD化もされていないみたいよ。

今まで観た映画の中でこのバタリアンが史上最低の映画な気がしますが、コレを狙って作っているのだと信じて、他の作品も観てみようと思います。とりあえずオススメは全くする気がありません。

とりあえずビックリです。しかも、日本で待望の吹き替えが入っているのHDリマスター版が近々出るみたいです。もう。ようわからん…。

ではでは。

※続けて、

『バタリアン リターンズ』ホラー映画なのに泣きそうになった映画だ!

2014.08.09

『バタリアン・リターンズ』を観てみましたが、まったく別次元の映画でした。見るべきだったのはこっちだった…。

野口明人
では、最後に『バタリアン』の採点…
バタリアン
  • ストーリー - 10%
    10%
  • キャラクター - 25%
    25%
  • 演出 - 15%
    15%
  • 映像 - 20%
    20%
  • 音楽 - 25%
    25%

レビューまとめ

もうとにかくびっくりする。多分、わかってないなお前とか言われそうだがこの評価。

19%
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レンタルを辞めてわかった事…

このサイトで紹介している映画は基本的にHuluAmazonプライムビデオなどの見放題サービスで見ています。Huluは月額税込みで1,007円。Amazonの方は年額税込み3,900円。TSUTAYAとかで借りるしかなかった僕にとっては、だーいぶお財布に優しくなりました。

まぁ、毎月1000円、年間3900円が安いかどうかは人それぞれですが、とりあえずTSUTAYAとかで借りた場合、その映画がつまらなかった場合でも借りてしまった手前全部見ないともったいない気がしますが、見放題の場合、即ヤメが出来るのが一番のメリットでした。

一本に対してお金を払っているわけではないので、つまらなかったらやめる、気になったらちょっと見てみる、面白かったら何度も後で見返せる。っていうレンタルビデオでは出来ない事が気軽に出来ます。

結果、良い映画に出会える可能性が増え、クソ映画で人生を損するということも少なくなった気がします。もし、HuluやAmazonを使ったことがなければ一度使ってみてくださいませ。きっと分かる人にはわかってもらえるはず…。

あ、Huluについては使わない時はアカウントをホールド出来るのが地味に便利です。僕も忙しい時はホールドにして月額を払わずに過ごした事もありましたので…。まずは1ヶ月ほど使ってみて、あなたの生活に合う合わないを見極めてみてはいかがでしょう。

あぁ、映画だけを観て暮らしたい…。

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ABOUTこの記事をかいた人

好きな映画は『オーロラの彼方へ』。好きな小説は『十八の夏』。好きなCDは『Return to Forever』。好きな漫画は『惑星のさみだれ』。趣味はロードバイクで日本をぐるぐる。そんなノッポでうずまきな30代。埼玉出身。ブログは今年で9年目!!記事少ないけど。…でも、それぞれ魂込めて書いてきたはず。だから、今日も読んでくれてありがとう!