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洋画

『コンタクト』を観た。優しさであふれるSF物の大変良い映画だった。

コンタクト - 映画情報
  • 公開:1997年
  • 監督:ロバート・ゼメキス
  • 出演者:ジョディ・フォスター,マシュー・マコノヒー
  • 製作国:アメリカ合衆国
MOVIE REVIEWS

コンタクト』は非常に美しい映画だ。193分と結構長い映画にはなるが退屈せずに観ていられた。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の監督ロバート・ゼメキスの作品だったので観ることにしてみたのだが、かなりいい映画だったと思う。

小さい頃から通信機でどこかと通信する事が趣味だった主人公が天文学の道に進み、宇宙からのコンタクトを受信するっていう映画。

SF作品なので、結論としては宇宙に行くんだけれども、テーマとしては科学が中心ではなく、科学と信仰の対立を取り扱っていたり、政治問題だったりかなり多岐にわたって繰り広げられている。

主人公のひたむきさには恐れ入る。先の見えない研究に愛想を尽かされ、研究資金を手に入れる為にスポンサーに訴えかける彼女の演説も実に素晴らしかった。

原作を読んだことないので、詳しいことはわからないが、どうやら原作者のカール・セーガンは宗教と科学の対立の解消に力を入れていたようで、この作品の中にも科学者の主人公と司祭のボーイフレンドのコントラストが本当に良い。

それぞれ立場が違うので、意見の食い違いもあるのだが、どちらの意見を聞いてもなるほどな~と感心してしまえるぐらい、どちらにも偏らず、よいバランスを保っている。

なんだろな。

この映画に流れる優しさみたいなのはそこらへんから出ているんだろうか。SF作品なのに科学一辺倒じゃない所が本当に素晴らしい作品です。

まぁ、Amazonのレビューでは結構評価が高い意見が多い中、たまに酷評で色々と詰め込み過ぎっていうのがみられたけれど、確かにさまざまな問題や論点を詰め込みすぎちゃって滲んじゃっている感もわからないでもないけれど、こういうちょうどいいバランスの映画もたまにはあってもいいんじゃないかな。

勧善懲悪なやつばっかりじゃなく。白黒つけずに、どっちもよいよっていう感じの。宇宙からみたら私たちは何と小さく、そしてなんと大切な存在な事かと。

結構、強いメッセージの含んだ映画だったと思います。やっぱりロバート・ゼメキスの映画はいいな。よくわかってる。いや、原作がいいのかもしれないけど。とりあえず、彼の映画で今のところハズレはないです。

とにかく演出がうまいんだよな。

宇宙に行って帰ってきたけれど、何の証拠も残っていなくて審議会みたいなのに科学者として証拠がないなら妄想だったのでは?とボコすか叩かれた後、ビデオの長さで妄想じゃなかったとほのかに示唆させる演出がなんとなくお気に入りです。

どうだろ。バック・トゥ・ザ・フューチャーほど有名じゃないと思うけど、ぜひぜひこっちの作品も観てもらいたいと思います。

うん。

そんな感じで、『コンタクト』でした。

あ、蛇足ですが、話の中で宇宙に行くための基地が北海道に創られているんだけれど、やっぱり欧米の人から見た日本のイメージってかなり偏ってますね。日本を示唆するために鏡餅が飾られていたのはちょっと笑いました。

ではでは。

ABOUT ME
野口 明人
えもぶれ!で検索!好きな映画は『オーロラの彼方へ』。好きな小説は『十八の夏』。好きなCDは『Return to Forever』。好きな漫画は『惑星のさみだれ』。趣味はロードバイクで日本をぐるぐる。そんなノッポでうずまきな30代。埼玉出身。ブログは今年で9年目!!記事少ないけど。…でも、それぞれ魂込めて書いてきたはず。だから、今日も読んでくれてありがとう!

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