- 公開:1997/12/05
- 監督:ガス・ヴァン・サント
- 出演者:マット・デイモン
- 製作国:アメリカ合衆国
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』を初めてみたのは5年前。2ちゃんねるか何かでオススメされていたから観てみた系の映画だった気がする。
あの時は、大好きなロビン・ウィリアムズも出ているし、なんとなくいい映画だなぁ、ほんのり泣けるなぁ…って感じの感想だったけど今回観てみたらほんのりどころではなく号泣レベルだった。泣きすぎて吐くかと思いました。
主人公が恵まれすぎてるとか、設定がありえないとか、この映画の一体何がいいのかわからない…というマイナスレビューがあるのもわかるけど、登場人物がほぼ良い人で構成されている映画って、あぁこんな世界だったらいいのにって夢を観させてくれて好きなんですよね。
あと、あの頃には気がつかなかった新しい発見もあって…。
今回の映画レビューは…
- 10秒でわかる『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のストーリーのまとめ
- もし、あなたに居酒屋で『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』ってどんな映画?あらすじとか評判は?と聞かれたなら…
- 『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の名言・心をざわつかせた言葉
- 『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で心に残ったシーン・実況
- 『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』は↓こんな作品や世界観が好きなあなたにおすすめ。この映画を観ている時にパッと思い浮かんだ映画・小説・漫画・アニメ・テレビドラマ、または音楽など
- 『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のような映画が好きなあなたに、ぜひ次に観て欲しい映画はズバリ…
- 『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』まとめ
10秒でわかる『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のストーリーのまとめ
天才的な頭脳を持ちながらも子どもの頃に受けた虐待が原因で非行を繰り返す少年ウィル。妻の死によって失意の中にいる精神分析医のショーン。二人が出会い、交流する中で成長していくヒューマンドラマ。
もし、あなたに居酒屋で『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』ってどんな映画?あらすじとか評判は?と聞かれたなら…
…そんな事を『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』についてサイコロキャラメルの箱を転がして1を連続で何回出せるか挑戦しながら居酒屋で話すと思います。
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の名言・心をざわつかせた言葉
毎日6セント払えば一週間後に食わせる。この世に無料のものはない。ちゃんと払え。お前のお袋は毎日10ドルずつ積み立てて一年かけてソファを買ったろ?
“自由”は魂が呼吸する権利。呼吸を奪われた魂は絶命する。
妻を汚すようなことを言うな!殺すぞ!
僕にとってはどうでもいいことだ。君から学ぶことは何もない。本に書いてある。君自信の話なら喜んで聞こう。君って人間に興味があるから。
癖を欠点と考える人間もいるが、とんでもない。愛してれば恥ずかしさなど吹っ飛ぶ。君だって完ぺきから程遠い。彼女だって完ぺきじゃない。だが問題は、君らが互いにとって完ぺきか。そこが大事なんだ。
彼女に話しかけてなかったら今も後悔してたろう。ナンシーと暮らした18年に後悔はない。彼女が病気になり仕事を辞めた6年間もね。
職業に上下はない。どんな職業だろうと人の役に立つんだ。
お前は自分を許せても、おれは許せない。
毎日お前を迎えに行き、酒を飲んでバカ話。それも楽しい。だが一番のスリルは車を降りてお前んちの玄関に行く10秒間。ノックしてもお前は出て来ない。何の挨拶もなくお前は消えてる。そうなればいい。
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で心に残ったシーン・実況
- 0:06:15頃
鏡に文字書くのとか、ホラーでよくあるけど、この行為自体は結構憧れだったりするよなぁ。かっこいいなぁ。 - 0:18:00頃
インテリ野郎にもっと上の知識でギャフンと言わせるマット・デイモンかっちょいい。 - 0:33:10頃
登場するだけでオーラを放つロビン・ウィリアムズの存在感がすげぇ。 - 0:41:20頃
ロビン・ウィリアムズがマット・デイモンの首を絞める時の顔が鬼気迫る演技で珍しい。いつもニコニコかシュンとしている静のイメージだから、ギャップでゾッと鳥肌が立った。 - 0:57:00頃
マット・デイモンが顔クッシャクシャにして笑っているのなんかいいな。 - 1:26:50頃
つれー…。言えるなら言ってとは言ったが、本当に言われてしまうとは…。つれー。 - 1:38:00頃
ここのマット・デイモンを突き放すロビン・ウィリアムズの演技がすげぇ。本当に冷たい目をしている。 - 1:42:10頃
「親友だからハッキリ言おう」から始まるベン・アフレックのマット・デイモンに語る突き放しのシーンが何度観ても震える。 - 1:49:00頃
あれ…。ロビン・ウィリアムズの君は悪くないという言葉に涙が止まらないんだが…。 - 1:55:00頃
うおおおおお。ボロいのにすごい温かいプレゼント。マジでこれは嬉しい。こんな友人いたら人生幸せだなって思う。こんな宝物他にないだろ…。いいなぁ。これはいい。 - 2:00:40頃
ベン・アフレックの苦笑いがたまらん。 - 2:05:50頃
地味にエンディングロールの演出いいよなぁ〜。
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』は↓こんな作品や世界観が好きなあなたにおすすめ。この映画を観ている時にパッと思い浮かんだ映画・小説・漫画・アニメ・テレビドラマ、または音楽など
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のような映画が好きなあなたに、ぜひ次に観て欲しい映画はズバリ…
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』まとめ
友情が良いと言ってきましたが、当然ながらロビン・ウィリアムズもいいです。ロビン・ウィリアムズはなんでこんなに優しい演技が出来るんだろう。喜怒哀楽。喜んでいる時はもちろん、怒っていても優しさを感じる。哀しんでいても優しさを含み、楽しんでいる時はとにかく優しさの塊。
うん。いいよね。本当にこの人の演技って。特に先生役みたいな何かを人に諭したりするような事がある役がぴったりな気がする。日本で言うと誰だろうね。山﨑努とか、武田鉄矢?…いや、似たような魅力を持つ俳優さんは思い浮かばぬ。
この人が狂気な演技をした作品っていうのもあるみたいだから、いつか観てみたい。ストーカーとか、全然想像出来ないがきっとすごい怖い感じで演じられちゃうんだろうなぁ。
あ、グッド・ウィル・ハンティングのまとめだった。とにかく優しい雰囲気が流れる映画なので、何かに挫折したりした時に観てもらいたいです。失敗したり、凹んだり、不幸な気分の時ってどうしても人を拒絶したくなるものだし、人を信用出来なくなる事もあるけど、こんな世界の人たちがいる事を知ったら、ちょっとは勇気出せると思うんですよ。
この映画に悪い人はいない。そこに価値がある。みんな温かい。みんな優しい。自分を貶めたりする人なんていないんだって事を知ったら、ちょっとぐらい頼ってもいいかな。ちょっとぐらい人の言葉に耳を傾けてもいいかなって思うはず。
こんな脚本を書けたマット・デイモンとベン・アフレックってすごいよ。うん。時間が経ったらまた観てみたいな。その時はどんな感じの涙が流れるんだろうか。落ち込んでもこの映画がある。そう思って、思いっきり生きてみようと思いました。
ではでは『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でした。
あ、この映画の中で彼女が話をしていた50年目の夫婦の話だけをなぜかずっと覚えていて、あー、この映画の中の話だったのかぁ!と思い出したのでした。パトカーに乗って帰ってきてしまったおじ貴の話も秀逸な話だと思う。小話って面白いよね。