『クヒオ大佐』堺雅人が出てさえいれば面白いわけじゃない事を知った

クヒオ大佐

公開:2009年

監督:吉田大八

出演者:堺雅人,松雪泰子,満島ひかり,中村優子

製作国:日本

『クヒオ大佐』は本当におすすめ出来る映画か?

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野口 明人
『クヒオ大佐』のレビューをするのは僕。
REVIEW - 映画レビュー

いま一歩な映画だったと思う。ちょっと中途半端だったかな。堺雅人が実際に存在したクヒオ大佐というアメリカ軍人を名乗る結婚詐欺師を演じる映画。あらすじだけを読むとすこぶる面白そうだったのだが、僕としてはちょっと残念な感想でした。

あの手この手で巧みに女性を騙してお金をとっていくという感じの詐欺師ではありません。どちらかというと虚言癖がある日本人が素朴な女性をだましていくという感じです。

幼いころに哀しい経験のせいでこうなったみたいなシーンがあるっちゃあるんですが、それならそれでそっちの方向をごり押ししてほしかったけれど、そうでもなく、微妙なんです。

もちろん最後のどんでん返しで、実は結婚詐欺師を装った本当のアメリカ軍人だったとかそういうのならそれまた面白かったんでしょうが、そうでもありません。ただ淡々と映画の時間が過ぎていきます。

見所的なものがちょっと少ないかな。

この映画の中では3人の被害者となる女性が出てきますが、一人は弁当屋の社長。これはすでにクヒオ大佐にメロメロです。なので、実際は2人の女性をこれから落としにかかります。一人は自然博物館で働く女性。もう一人はNo.1ホステス。

博物館の方の女性はうまくいくんですが、No.1ホステスの方は逆に手玉に取られてお金を巻き上げられそうになります。こうなるとこのクヒオ大佐というのは若干ドジな結婚詐欺師で愛されそうな気もするんですが、そういう風に捉えられるシーンはこの一つだけ。

もっと完璧な詐欺師か、ドジな詐欺師かに絞ればよかったんですけどね。

実在して、1億ものお金を騙し取ったというクヒオ大佐。映画化するうえでは難しかったんですかね。もうちょっと脚色を加えてもよかったのでは。

うーん。

微妙。

そんな映画でした。堺雅人が好きなので観てはみたのですが、これはハズレかな。弁当屋社長の弟役の新井浩文はかっこよかったけど、もうちょっとクッキリした役をしてほしかったな。

はい。

そんな感じです。決してつまらなくはないけど、記憶には残らない映画だと思います。

あ、でも最後に一つだけ特筆しておくと、アンジャッシュ児嶋の気持ち悪さだけは輝いてました。ものすごく気持ち悪いです。

ではでは。『クヒオ大佐』でした。

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ABOUTこの記事をかいた人

好きな映画は『オーロラの彼方へ』。好きな小説は『十八の夏』。好きなCDは『Return to Forever』。好きな漫画は『惑星のさみだれ』。趣味はロードバイクで日本をぐるぐる。そんなノッポでうずまきな30代。埼玉出身。ブログは今年で9年目!!記事少ないけど。…でも、それぞれ魂込めて書いてきたはず。だから、今日も読んでくれてありがとう!